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今、なぜ金銭教育?

今のこどもたちは、豊かな物に囲まれて何不自由なく育っており、落とし物をしても取りに来ない、物を大切にしない、たくさんのおこづかいをもらうが勤労の尊さがわからない、などといわれます。物が豊かであるだけに、物やお金を大切にする心を育てる金銭教育が必要といえましょう。

金銭教育はこどもたちにどのようなことを学ばせる教育ですか?

物やお金の価値や役割についてまず理解させることです。そうすることによって、物やお金を大切にし、それを生かして使うことを学びます。そしてそこからこどもたちは、健全な金銭感覚というものを身につけ、社会人としての大切な資質を育んでいきます。

金銭教育を実践している学校では、金銭教育を教育課程にどのように位置づけていますか?

金銭教育のねらいを達成するために、各教科、道徳、特別活動の全領域、つまり教育課程全体の中で理解を促し、実践を図っています。さらに、教育課程以外の日常生活指導や家庭との連携、協力にも力を入れています。

金銭教育研究校では、学校と家庭とがどのように協力して金銭教育を行っていますか?

金銭教育研究校ではPTAとの緊密な連携・協力のもとに、学級懇談会や地区懇談会における研修活動、清掃や廃品回収などの地域活動、学校通信や金銭教育だよりなどの広報活動を活発に行っています。

金銭教育を推進してみると、こどもたちはどんな点で変化がみられますか?

学校や家庭で「もったいない」ということばがよく聞かれるようになった、物やお金を大切にして考えて使うようになった、人に対する思いやりや感謝の心が芽生えてきたなど、多くの好ましい変化がみられるといわれています。